色えんぴつは、精神障がい者の社会復帰にかかわる相談支援事業、就労継続支援事業、および共同生活援助事業を行うNPO法人です。東京都大田区。

自立生活援助事業所「欅」

自立生活援助事業所「欅」表札

平成30年10月1日より、自立生活援助事業所「欅(けやき)」を開設しております。現在入院中の方や、グループホーム等から一人暮らしへの移行を希望する方を、安心して長く地域で生活できるよう支援を行います。利用の相談も随時受け付けております。

職員が利用者さんをサポートします

けやき(自立生活援助事業)

けやき」事業概要

けやき」の役割と、自立生活援助事業

自立生活援助事業とは、平成30年4月1日施行となる「改正障害者総合支援法」の中で新たに創設された障害福祉サービスの一つです。精神科病院等の障害者支援施設やグループホームを退所された方、現在一人暮らしをされている方等を対象としています。

利用者宅への定期的な訪問はもちろん、相談・要請にも随時対応し、利用者の生活を丸ごとサポートします。障害を抱えながらも日々の生活を頑張っている方へ、寄り添いながら孤立感を抱かせないように支援していきます。

自立支援援助を利用するには…

お住まいの地区担当の保健師へ相談することが必要になります。大田区では各地域福祉課が窓口になります。

けやき」ではご利用の相談も随時受け付けております。ご相談ください。

TEL&FAX03-6715-2135[欅(けやき)直通]
※生活上の困り事や相談事の電話対応については9:30~17:30に受け付けております。
「欅」住所〒146-0095 東京都大田区多摩川2-27-8-101

トピック「まだまだ知られていない…けやきの事業」

「訪問看護」と「自立生活援助」の違いについて

「欅」で行う自立生活援助というものは、どのような障害福祉サービスなのかとの説明を行うと、決まって質問されるのが訪問看護との違いについてです。

両者が提供する内容の違いを挙げると、訪問看護は医師の指示がある医療ですが、自立生活援助は障害福祉サービスを提供します。利用開始にも違いがあり、訪問看護は医師の指示書が必要ですが、自立生活援助は本人の行政への申請で受けられます。また、訪問看護は一回の訪問時間が30分程度に限られていますが、自立生活援では決まった時間はなく利用者との話し合いで決められます。そして最も大きな違いは”その人の生活”に焦点を当てた支援だと思っています。

訪問看護自立生活援助
医師の指示がある医療障害福祉サービスを提供
医師の指示書が必要本人の行政への申請
一回の訪問時間が30分程度決まった時間はない

自立生活援助の具体例《地域で暮らしていける安心感を得られるように》

これまで行ってきた支援の例を挙げると、行政からの郵便物を一緒に確認したり書類への記入等も手伝うことは多くあります。また、壊れた家電の買い替えへ同行し自宅での設置を手伝うこともありました。中でも印象深いのは、ゴミ屋敷状態の利用者宅から可燃ごみを運び出す作業等を利用者と共に行い、ゴミが入口から奥まで高く積み上がっていた状態から利用期間の1年間で計画的に支援した結果、半分ほどまで減ったという方がいました。

日常生活を送る上での細々とした困り事を解決するお手伝いを通して、訪問看護とはまた違った角度から誰もが地域で暮らしていける安心感を得てもらえるよう心掛けています。

欅のスタッフ・コラム

女性スタッフ

最近、訪問していて良かった!と思った”事件”がありました。

ある日、訪問すると、「朝から電気が止まってしまった。テレビもつきません」と申し訳なさそうに言われます。事情を伺うと、2月から電気代の払込票が来なくなったのだといいます。督促のハガキで先ほどコンビニで支払いをして、送電再開の電話手続きをしているものの、うまくいかないのだと困っていらっしゃるのです。見ると、以前の払込票は引き出しにきれいに積み重ねて整理してあります。携帯電話をお借りして、カスタマーサービスの「○○の方は1番、△△の方は2番…」という自動音声のガイダンスを聞きながら、番号を押すことを何度か繰り返して、支払いを済ませたことを入力し、ようやく送電が再開されました。

オペレーターの方とお話すると、携帯電話番号で契約している方は2月から払込票の送付は終了し、代わりにショートメッセージが届くとのこと。調べると、スマートフォンのアプリを利用してバーコードを発行すれば、これまで通りコンビニで支払いができるシステムのようです。(案内の手紙が来てもきっと、なんのことか分からなかったでしょう…)次回から払込票での支払いに戻していただくよう依頼しました。

ペーパーレス化で環境の負担を減らせるそうです。ですが、携帯電話番号で契約していても、スマートフォンを使っていない方や、アプリを導入できない方も多いのではないかと想像します。急に電気が止まって困ったという方が、周囲に他にもいらっしゃる気がして心配になりました。

世の中の変化はスピードアップしていて、私も着いていくのが大変だったりします。ライフラインの支払いは、変更するのであれば、障害をお持ちの方や高齢の方に分かりやすく優しいものであって欲しいなあと思います。

男性スタッフ

近年、8050(ハチマルゴーマル)問題という話題が取り上げられています。(※8050問題とは80代の親が50代の子どもを経済的にも支えているという世帯があり、親の高齢化にともない社会問題化してきていること)

「欅」への支援依頼があった方で、同居していた母親が脳血管疾患で入院しそのまま施設へ入所することが決まり、突然単身生活になったことで不安が強まり、精神科へ入院してしまったという方がいました。入院治療を経ても不安が収まらず、入退院を繰り返している状態のため、その方への実際の支援は始められてはいません。支えてくれていた親が突然いなくなるという急激な環境の変化が、当事者に相当な精神的ダメージを与えていることは想像に難くありません。令和3年4月に報酬改定があり、自立生活援助が関わるところでは、対象者に『同居家族の死亡等により単身生活を開始した日から1年以内の者』が加えられました。

上記のケースもそれに当てはまると考えられます。「欅」ではスタッフ間で情報共有し相談し合いながら、そのような状況の方々へも支援をすすめていきたいと思います。

お問い合わせ電話番号 TEL 03-3734-3690 受付時間 9:00 - 17:00 [ 土・日・祝日除く ]

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生活のリズムを整えるために「喫茶 色えんぴつ」に10年通われたT.Tさんの絵手紙です。

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